世界でも極めて親日として知られる台湾。

 

それは日本の良さを客観的に理解してくれていることに他なりませんが、それ故に日本に長期滞在も可能な台湾人らしく、日本の悪い部分も理解していると言えるでしょう。

 

この場合、台湾人も日本と比べて台湾の方が優れているという意識を持つこともあり、それが結果的に日本に暮らしながらも台湾を恋しく感じる要因となるのです。

 

今回は、台湾人も意識している日本よりも台湾が優れているポイントについて見ていきます。

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台湾人が認識する台湾が日本よりも優れている点!

台湾に住んでいる台湾人は国内において日本文化が身近に感じられることもあって、日本に行かなくても日本を理解することも可能です。

 

日本のドラマや映画など、バラエティも含めて番組によってはオンタイムほぼ近い形で視聴できることもあり、日本人がどのような生活をしているかをよく参考にしているでしょう。

 

このようなメディアによる日本を見て、台湾人が思う台湾の優れた部分はどこにあるのでしょうか?

良い意味での緊張感の少ない台湾国内の社会環境

日本のメディアから見て取れる日本の社会環境は緊張感に溢れたものも多く、割と緊張感の少ない環境での生活に慣れている台湾人からすれば異様な感じを受けます。

 

社会における法令順守や交通マナーへの意識、そして権利に関する保護意識など現在は台湾でも大いに改善されたものの、少し前の台湾ではかなり緩かったからです。

 

日常でもスーツにネクタイを身に着けて仕事に行くことが当たり前の日本はメディアでも見られますし、日本の社会が緊張に支配されていることは容易に判断できます。

 

これにより、台湾社会における良い意味での緊張感の無さは、日本よりも優れている部分と彼らの中で認識されているでしょう。

色んな民族を受け入れられる懐の深さと温かさ!

台湾人が日本はもちろん、他の諸外国と比べても優れていると認識する事情と言えば、色んな民族を受け入れられる懐の深さにあります。

 

一般的に海外旅行に行った場合、外国人旅行客の多くが感じるその国に少なからず存在する排他的な雰囲気について、台湾においてあまり感じられないのは彼らのこの親しみやすさが大きな理由です。

 

また、台湾では外国人タレントも数多く、メディアの業界においても外国人人材が受け入れられやすいことを示しているでしょう。

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日本に住んで台湾の良さに気付くことの多い台湾人!

しかし、若い台湾人ほど日本に足を運んで直接生活してみることを望む傾向にあり、近年では日本語習得を目的とした留学やワーキングホリデーも盛んに行われています。

 

このような中で日本に対して良いイメージばかりを持っていた台湾人は、日本での生活を通して故郷である台湾の良さに気付いていくでしょう。

 

それは、日本の生活に見られる【居心地の悪さ】も大きく関係しているのです。

有意義な日本での生活に息苦しさを感じるポイント

日本での生活、特に都会での生活に憧れる台湾人は多いもの。しかし、東京などでの生活は台湾人が想像する以上に窮屈で、住宅事情の悪さ以外にも疎外感に苛まれることも少なくありません

 

台湾でも電車通勤はありますが東京のような凄まじさはなく、仕事をしている台湾人は日々の生活に息苦しさを覚えることになります。

 

旅行で行く日本とはまた違った日常の生活。日本の生活に慣れて長年暮らす台湾人も多いですが、大部分は疲れ果てて台湾に戻る方ばかりです。

 

日本人もうんざりすることのある日本社会の息苦しさ。台湾人であればなおさらなのでしょう。

中国人と間違えられることのジレンマも未だ根強い?

また、最近は中国人への訪日要件が緩和されたこともあり、日本に旅行に来る中国人がかなり多くなっています。

 

台湾人はいわゆる中華民族であっても、自分は中国人でないと認識する方がほとんどなので、日本で中国人と間違われることがジレンマとなるケースもあるでしょう。

 

まあ、黙っていれば台湾人だって日本人に間違われることもありますし、中国語を喋るのであれば台湾人か中国人か分からなくなるのは無理もありません。それでも、最近はこのジレンマも以前よりは改善されている傾向にあります。
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同じく少子化に喘いでいるのに台湾が優れている点も?

日本と台湾。この2つの国において、大きく共通するものと言えば深刻化する【少子高齢化】です。

 

ただ、のみけん的に見ても少子化という環境を背景に比較すると、日本よりも台湾の方が労働人材確保には優れていると感じます。

 

私がどうしてそのように感じるのか?ここでは、その理由を2つに分けて解説していきましょう。

転職しやすい社会はあらゆる人材にとって魅力的!

台湾も日本も基本的には長期的な就労には経験が重視される職場環境を持ちますが、少し違うのが台湾では転職が当たり前の社会という点です。

 

日本の企業はまだまだ転職に対して良いイメージを持たず、最近でこそやっと転職に寛容になってきましたが、少子化がこれほど進んでしまった社会では手遅れのような気もします。

 

現に日本では一定の年代(団塊ジュニア等)層の人材不足が酷く、新卒一括採用の歪みがここで出ているでしょう。

 

台湾の場合も年齢が上がるごとに転職できる確率は減りますが、日本のように特定の年代層にて経験を積めなかった人多いという状況が存在せず結果的に転職しやすい流れがあらゆる人材にて実現できているのです。

性別に関係なくキャリアプランが各々構築しやすい

男女ともに主体的に働きたいという意識は明らかに台湾人の方が高く、職場も男女を問わずに仕事をこなします。

 

日本の企業のように心の中で女性はこうあるべきという経営者もいまだ少なくない中、台湾では企業の構成員として性別を問わずキャリアを積むことが良しとされるのです。

 

もちろん、台湾でも性別を問わないキャリア志向の高さが少子化を促しているという声もありますが、日本にように女性がキャリアを積みにくいのに結果的に少子化にもなっている状況とは一線を画すでしょう。

 

台湾の場合は、企業における労働条件が恒常的に改善されれば、少子化が改善する余地はまだあるのかもしれません。

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