台湾をイメージした時、やはり多くの方は無数に広がる原付バイクの波を思い出されることも多いでしょう。

 

特に台北市周辺ではそのような傾向が強いものですが、逆に言うと四輪車としてのマイカーを持ちにくい社会であることが分かります。

 

つまり、日本よりも購入費用が割高になる傾向のある台湾では、マイカーを手に入れることがそれほど簡単ではないのです。

 

しかし、それだけに台湾人とりわけ台湾男性のマイカーへの思いは人一倍強いものですが、今回は台湾人にとってのマイカー事情にスポットを当ててみましょう。

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台湾男性が抱くマイカーへの深い思いやこだわりは?

まず、台湾男性にとってマイカーとはどういう存在なのかについて話していきます。台湾男性にとって、マイカーは言ってみれば自立の大きな象徴です。

 

マンション購入も華人らしく同じようなこだわりを持ちますが、マイカーはそれに並んで男性にとっては女性以上に特別な存在になります。

 

ここでは、彼らの持つ具体的な思いやこだわりを検証していきましょう。

台湾男性は基本的に新車へのこだわりが相当強い!

最初に、台湾男性のマイカー観について述べると、少なくとも新車へのこだわりが基本的に強いという点を押さえてください。

 

新車のマイカー購入は自分にしか買えないものを得ることができた【達成感】に繋がり、それが台湾男性の大きな自信に繋がっています。

 

もちろん、そのような考えを持つ台湾男性ばかりでないのは否定しませんが、駐車場スペースも簡単に見つからない台湾の大都市圏ではマイカーは移動手段であると同時に勲章に近い意味合いも持つのです。

日本人とはマイカーを購入する感覚が大きく異なる

また、日本人と台湾人とでは車を購入する感覚が根本的に異なっています。

 

日本人はどちらかというと必要だから購入するという点にあり、すぐに購入できるものではないにしても中古車を含めた選択肢が日本には多く存在しているので割と安い価格で購入できるのです。

 

一方で台湾のマイカー市場は新車へのこだわりの大きさから、購入する価格帯が自ずと日本人よりもアップせざるを得ません。

 

最近は台湾国産メーカーである【Luxgen】も徐々に知名度が上がっていますが、日本車を始めとした輸入車ニーズが高いのでマイカーはまだまだ気軽に購入できる存在ではないのです。

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台湾人が描いている中古車への一般的イメージとは?

中古車は台湾に全くないとうことでは決してなく、小さな市場としてきちんと存在しています。

 

ただ、台湾人の中古車に抱いているイメージ決して良いものではなく、それが台湾男性の新車へのこだわりをより強くしているのです。

 

ここでは、台湾人の持つ中古車へのマイナスイメージを深く掘り下げましょう。

品質管理の欠如によって日常的故障がとにかく多い

台湾人に中古車を購入しない理由を訊いてみると、かなり同じような答えが返ってきます。

 

その1つに、品質管理がかなり杜撰であるという点であり、故障が多くて毎日使用するにはとても不安だというイメージにあるでしょう。

 

日本もかつては中古車市場への信頼度が低い時代もありましたが、台湾はまさにその時代に入っていると言えそうです。

 

実際に台湾の中古車は頻繁に故障することが多いようで、大切な資金を間違ってもここにつぎ込みたくないという感覚があります。

購入車種を選べるだけの市場流通量がかなり少ない

また、台湾の中古車市場の小ささイコール選べる車種がかなり少ないことも事実で、これも台湾人の中古車への購買意欲が沸かない大きな要因の1つです。

 

台湾では日本と比べて新車でさえも購入できる車種は少なく、台湾で圧倒的なシェアを誇る日本車であっても同じ車種に乗る方がかなり多いでしょう。

 

台湾人も日本人に似て新しモノ好きですし、さらに少しでも人よりも異なる車種に乗りたいという気持ちが強いのは言うまでもありません。

 

それを考慮すると、現状の台湾において中古車ではそのニーズを全く満たすことができないのですね。
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台湾社会で中古車がイマイチ普及しない背景と理由

それでも、台湾人も少しでも安くマイカーを持ちたい気持ちは強いのですから、日本人のような感覚を持っていれば中古車を選ぶのが一般的な流れですね。

 

しかし、台湾人は中古車の存在意義は認めつつも、どうしてもそれができにくい事情を抱えていると言えます。

 

最後に、台湾社会で中古車の普及を妨げている社会的な事情を検証しましょう。

中古車そのものを扱える人材が著しく不足している

簡単に言いますと、台湾の中古車市場では中古車を的確に扱える人材が慢性的に不足しているという点です。

 

これはメカニックとしてメンテナンスができる人材だけでなく、中古車を良質な商材として運営できる管理人材さえも少ないということを意味します。

 

これでは中古車を扱う代理店が少ないのもうなずけますが、逆に言うとこの状態を解決できなければ台湾における将来的な中古車市場の発展はかなり難しいかもしれませんね。

人が使ったモノは使いたくないという伝統的な足かせ

また、華人である台湾人にも見られる独特の傾向として、人が使ったモノは使いたくないという伝統的な概念です。

 

これは中国人に特に多く見られる概念ですが、台湾人にもまだまだこの傾向があることも否定できません。

 

現状台湾では中古車市場の発展はまさにこの伝統的な概念が足かせになっているとも言えますが、もし本当に台湾国内で流通する中古車の品質向上が達成できるのならこの足かせは大した問題にはなり得ません

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