かつては日本人男性の過半数が当たり前に嗜んでいたタバコ

 

しかし、最近の統計ではすでに喫煙率が男性の30%未満に落ち込んでいるほどです。

 

日本と同じく健康意識の高めな台湾でもタバコに対する管理意識は強く、特に公共の場所における喫煙は厳しくなっているでしょう。

 

今回はタバコに関する台湾と日本の事情の違いを喫煙率なども合わせてチェックし、さまざまな視点で検証していきます。

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台湾における基本的なタバコ事情はどうなってるの?

まず、台湾における基本的なタバコ事情についてのお話です。

 

台湾人から見ると日本人特に男性はタバコ好きというイメージを持つ方も多く、それは酒好きというイメージも相まって強く認識されています。

 

ただ、それでも台湾人もタバコを嗜むのが極端に少ないのかと言えば決してそうではなく、日本旅行の際にも日本の種類の多いタバコ類を求める方も多いでしょう。

日本と比べると一般的に喫煙率が低い傾向にある

喫煙率を日本と台湾で見ていきますと、日本の場合は最新の統計で男性が28%程度で女性は9%になっており、日本全体の喫煙人口は2割を切っています。

 

一方で台湾の喫煙率は全体で17%程度となっており、日本よりも低いものの特段低くないことがここで分かるでしょう。

 

もともと日本と台湾の喫煙率の差はもっと大きかったのですが、ここ10年の日本の著しい喫煙率の低下によってその差が大きく縮まってきているのです。

檳榔離れが進んだことでタバコを吸う人が増加?

基本的に台湾の喫煙率も減少傾向にあるのですが、近年はむしろ微増の傾向も見られることもあります。この一因として、檳榔の存在が影響しているという方もいるでしょう。

 

台湾では檳榔いわゆる脳をシャキッっとさせる食べ物が以前は多く販売されていた訳ですが、最近は健康志向によって大きく販売量も落ち込んでいます

 

しかし、その一方でタバコに転換するユーザーもいて、それが近年喫煙率を押し上げる要因にもなっていると言われるほどなのです。

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台湾における低い喫煙率の中で台湾人が感じる矛盾

本来、喫煙率の高いアジアでは台湾のような喫煙率は素晴らしく誇らしいものなのですが、そのような中でも当の台湾人はちょっとした矛盾を感じることも多いようです。

 

そこには台湾特有のタバコ問題が存在していることが背景にあるようですが、ここでは台湾人が普段から感じているタバコに纏わる矛盾を見ていきましょう。

タバコを吸う人が少ないのに肺がんになる率は高め

この台湾人のタバコに対する矛盾の大きなものとして、喫煙率が明らかに少ないのに肺がんになる確率が高いという認識です。

 

一般的に喫煙率が少なくなれば当然ながら受動喫煙も減る訳ですし、肺がんになる方も少なくなるのが普通でしょう。

 

しかし、台湾では未成年の喫煙率が意外に高く高等学校までに喫煙経験のある者が1割を超えるなどの実態もあります。

 

もちろん、未成年の喫煙は法律違反ですし、台湾政府も対策を取ってきているので年々減少している現状でもあるでしょう。

 

それでも、台湾の低い喫煙率に対する肺がんとの関連性にはこの点も大きく絡んでいると言えそうです。

18歳喫煙可能なので若年の健康意識向上が課題!

さらに、台湾では日本の20歳からの喫煙とは異なり、18歳からの喫煙が法的に認められています。

 

つまり、台湾において18歳は成年と見なされると言っても過言ではなく、日本よりも若年齢からの喫煙がしやすい環境にある訳です。

 

一般的に肺がんにおけるタバコの煙の悪影響は若いころほど受けやすい傾向にあり、台湾人は日本人喫煙者よりも肺がんに対するリスクが大きいことは明白でしょう。

 

そのため、台湾では若年時の喫煙をいかに低くして健康意識を高めさせていくかが早急に解決すべき課題であり、それが台湾社会における肺がん予防の最大の手段となっていきます。
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台湾の女性にとってタバコはどのような存在なのか?

最後に、台湾の女性にとってタバコとはどういうモノなのか?ここに焦点を当てていきましょう。

 

日本人女性よりも社会で働く割合も高いとされる台湾人女性ですが、やはりタバコを毛嫌いしている方はかなり多いのです。

 

最近は日本でもそうですが、男性の好みもタバコを吸わない人が好意的に見られる傾向も強く、台湾になるといっそうその傾向が強くなります。

台湾女性の嗜みとして喫煙は根本的に相応しくない

共働きの多い台湾では女性も男性と同じく仕事でのストレスを抱える訳ですが、台湾では女性の嗜みとしては喫煙そのものが相応しくないという認識を持っている人が少なくありません。

 

基本的に台湾は日本よりも遥かに総合的に男女平等ですが、それでも女性にとっての喫煙だけは決して推奨されないことが基本概念として社会に大きく根付いているようです。

 

これにより、通常において台湾人女性が日本人女性よりも喫煙率が低くなるのはごく自然な流れになるでしょう。

台湾女性の喫煙率が微増している意外な現実も?

ただ、先にも述べたように台湾人全体の喫煙率が近年横ばいから微増に転じている現状において、女性の喫煙率も微増していることは意外な事実です。

 

この背景に何があるのかはハッキリしませんが、少なくとも言えることとして台湾女性の社会的ストレスが今までにないほど大きくなっていると言えます。

 

台湾では独身女性がマンションを購入することも多く、社会における経済的負担は桁違いに高くなっているでしょう。

 

最近では電子タバコのような手軽に吸いやすいタバコ類も増えてきていることもあって、女性の喫煙に対する敷居も低くなりつつあるのです。

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