日本と台湾。歴史的に見ても複雑なものがあっても、友好的な関係を構築し続けている両国です。

 

しかし、政治に関しては双方における国民性の違いがハッキリと見られ、そのことが両国の政権樹立においてもパターンが大きく異なっています

 

台湾は現在二大政党制が明確ですが日本ではその流れは形成されるものの、いつまで経っても定着できずにいるのが現状でしょう。

 

定期的に政権交代が起きないことについて、民主国家である以上はハッキリ言って遅れていると感じられる訳です。

 

今回は、台湾と日本における政治スタンスに絡む国民性についての話を進めてみます。

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台湾人は政権にNOをしっかり出す国民性を持つ?

台湾人は日本人に外見が限りなく似ていますがやはりコミュニケーションを取ったり、一定期間において活動したりしていると性格もハッキリしていることが理解できます。

 

このことは台湾人の政治スタンスにも大いに表れており、時の政権が問題を起こしてしまった場合にハッキリとNOを突き付けることが当たり前の流れなのです。

 

流れ的に見るとそれが普通だと思うのですが少なくとも日本人には達成できておらず、台湾人にとって政治実体をまずチェックしましょう。

台湾では基本的に8年ごとに政権交代が成功している

まず、台湾では2000年に入ってから、従来からの中國國民党と台湾で結党された台湾民進党の二大政党による政権交代が8年ごとになされております。

 

台湾総統、アメリカで言う合衆国大統領になりますが、4年任期で最高2期までですので1人の総統が連続して最高8年しか就任できません。

 

選挙のたびに両党とも明確な争点を打ち出し、そのことで結果的に政権交代がなされやすくなっている現状があると言えるでしょう。

台湾人は日常における政治への関心が極めて高い!

また、台湾人は日常生活についてダイレクトに政治と結びつける傾向が強いことも特徴で、なぜ生活が安定しないのかについても決して自分だけのせいとは思いません

 

実際上、社会における多くの制度は政治によって構築されるものですし、台湾人はそれをごく普通に理解しているので間違った制度を作れば当然政権へNOを突き付ける切っ掛けとなり得ます。

 

当然ながら、台湾人は普段から政治への関心が極めて高くなり、このことが台湾国内から政治への強いコントロールとして機能しているのです。

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台湾のように二大政党が日本で形成されにくい背景

日本と台湾では国家元首の間接選挙と直接選挙という根本的な違いはありますが、二大政党ができにくい環境とできやすい環境の違いは何よりも大きいのです。

 

単純比較ではありますが、日本と台湾において二大政党制の根付き方がこうも違うのにはどういった背景があるのでしょうか?

 

ここでは、根本的に台湾人ができていることと日本人ができていないこと、そしてそれによる悪影響などもチェックしていきます。

他に候補者がいないという理由で同じ人に投票傾向

まず、日本人が選挙で投票する場合にある傾向が見られ、特定の政治家が間違ったことをしても引き続き投票し続ける点が大きいでしょう。

 

台湾では基本的に政治家として相応しくない行動をとった場合少なくとも他の候補者に投票する行動を取ります。

 

日本人はなぜかここで他に入れる人がいないという変な思いに駆られやすく結果的にその政治家の間違いを受け入れてしまっているのです。

 

この傾向は特定の政党や政治家に危機感を持たせないばかりでなく、本来求められる国民のための政策が作られません

 

言ってみれば二大政党が日本にいまだに根付いていないのは、日本人が自らそうさせてきたと台湾人の政治スタンスを見ても明白でしょう。

民主国で特定政党しか政権担当能力のないジレンマ

さらに、二大政党が根付かないことはもう1つ大きな悪循環を生んでしまいます

 

それは特定の政党が政権を極端に長く握ってしまうことによって、他に政権を担当できる政党が育ちにくいという点でしょう。

 

定期的に政権交代する流れが定着すれば、政治家も都合の良い政策を傲慢に作り出せないという1つの歯止めになるからです。

 

現状から言えば、日本はそのジレンマに思いっきり陥っています。
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日本人が台湾人の政治スタンスを見習うべきポイント

これまでの流れを踏まえて、それだけで日本人の政治スタンスが間違っているとは言えませんが、少なくとも台湾人のスタンスに学ぶべき部分があることは否定できません。

 

長年培ってきた政治へのスタンスをいきなり変えることが不可能に近いのですが、それでも今後日本人が政治へのスタンスを見直す場合に参考にできるポイントは台湾人を見れば分かります。

 

ここでは、その見習うべき重要なポイントについてご説明していきましょう。

政治を他人事と決して考えないことを基本スタンスに

既に話は出てきましたが、政治を常に身近なものとして、しかも他人事にしないことが基本スタンスとして何よりも重要です。

 

自分が選んだ政治家自分自身の生活にどのように良い影響を及ぼしてくれるか、自分たちの生活に必要な制度をいかに多く構築してくれるかを常に監視しなければなりません。

 

どうも日本人は選挙で選んだ後は、選んだ候補者の実績を良く悪くも受け入れる悪い癖が見られます

 

選んだ人間の行為を受け入れないと自己否定に繋がることも一因ですが、それでは本来求める良質な政策は一層実現されなくなるでしょう。

投票に行くことが権利だということを強く認識する!

(画像挿入)

最終的に台湾人を最も見習うべきポイントとして、投票所に足を運んでしっかりと現在の人間にNOを出すための投票をするということです。

 

そのNOを突き付けることは権利だという意識を強く持つことが重要で、台湾人はそのことを確実に日本人よりも理解しています。

 

このNOを突き付ける投票行動を日本人があらゆる選挙でしっかりと進められれば、政治家の傲慢さをコントロールできる大きな武器になることでしょう。

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