日本と台湾の夏、共に湿気が凄まじく、年を追うごとに過ごしにくくなっていますが、そんな両国の夏に共通しているのがやはり氷を使って暑さをしのぐ文化です。

 

その代表格とも言えるのが【かき氷】になりますが、日本のかき氷は氷が滑らかで食べやすいと多くの外国人にも評判となっています。

 

日本からは距離的にとても近い台湾でも日本のかき氷の知名度は高いものですが、今回は台湾人から見た【日本のかき氷】についてお話してみましょう。

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日本のかき氷が台湾人にすこぶる評判の良い理由

日本以上にすさまじく暑い台湾の夏。台湾人も好きなかき氷ですが、やはりその見た目なども日本と比べると大きく異なっています。

 

最近は日本のかき氷に近いタイプも台湾ではかなり食べられるようになりましたが、それくらい台湾では評判を得ていると言えるのです。

 

台湾人の方にとっての日本のかき氷の魅力とは何なのかちょっと見てみましょう。

水質の良い氷を使っているので安心して食べられる

日本のかき氷、特に日本国内で食べるかき氷は【キレイな水】を使って作られている点です。

 

もちろん、日本でも浄水された水道水の使用にて氷を作っているお店もあるでしょうが、これは日本では水道水が飲用できる点が大きいでしょう。

 

台湾では基本的に水道水をそのままで飲むのはNGな訳ですから、かき氷用の氷をキレイな水で製氷しなければなりません。

 

それでも、台湾人の方も台湾で食べるかき氷が完全にキレイな氷で作られているかについては疑問に感じる方も多く、この点が日本のかき氷に対する一種の安心感となっています。

日本でかき氷を食べることに意義を見出す方も多い

また、日本のかき氷の美味しさは日本で食べるから美味しいということに意義を見出す台湾人も少なくありません。

 

台湾人で日本に来られる方はリピーターが特に多いのは周知の事実ですが、そのため訪日することそのものを目的にする方も多いでしょう。

 

各々の季節を日本人のライフスタイルに合わせて過ごしてみる、まさに私が台湾で実行していることを日本に来る多くの台湾人リピーターが実行している訳です。

 

日本でかき氷(冷やしそうめんも同じかも)を食べることについても、日本で食べるから美味しさが増すという意識を持つ方もいて、日本らしい生活環境の中で食べる行為は日本の夏を楽しむアイテムそのものと見なされています。

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日本のかき氷は実のところ台湾人には賛否両論?

そんな日本のかき氷ですが実際には台湾人にとって賛否両論な一面もあって、満足できる部分とそうでない部分がハッキリしていると言えます。

 

まあ、すべての台湾人が日本のかき氷が好きだというのは非現実的ですし、ここでは彼らの日本のかき氷に対する具体的な好みと低評価な部分をチェックしてみましょう。

抹茶のかき氷は台湾人もかなり好きなメニュー?

日本のかき氷で特に台湾人受けが良いのは、抹茶のエッセンスを使ったかき氷になります。

 

台湾人に限らず、外国人は京都旅行が大好きですので日本の伝統的文化と抹茶を結びつけることも多いので、抹茶のかき氷は根強い人気を誇ることでしょう。

 

抹茶を使ったスイーツなどは台湾でも食べられますが、日本国内で夏に食べる抹茶のかき氷は台湾人にとって格別に感じるはずです。

外観がシンプルすぎるので評判がイマイチなことも

ただ、日本のかき氷を台湾人が食べる場合に少々物足りなさを感じる意外な要素もあるようです。

 

それは台湾のかき氷を見れば分かるように、マンゴーなどのフルーツや各種のトッピングがなくてシンプルなことが原因と言えます。

 

何度も日本に来ているリピーターの方になると次第に慣れてくるのでしょうが、初めて日本に来られた時に日本のかき氷を見ると何処となく地味な感じを抱く台湾人が多いのかもしれません。
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日本人と台湾人ではかき氷を食べる意味が若干違う

日本のかき氷に対する台湾人の印象について、いくつかの側面から見てきましたが、結論から言うと日本のかき氷はゴージャスさこそないけれどスマートさが台湾人へは印象付けられているでしょう。

 

ここからは私なりの分析になりますが、上記のような印象が台湾人に生じるのは、日本人と台湾人にとってはかき氷を食べることの意義が若干違うからではないかと感じています。

台湾人はかき氷で暑さをしのぐだけでは物足りない?

日本人はシンプルなかき氷を食べることでとりあえず暑さを和らげようとしますが、台湾人にとってかき氷を食べる目的はと言うと氷と一緒に色々なものを食べて味をより楽しむことに重点が置かれています。

 

日本のかき氷はどちらかというと庶民スイーツですし、お金を掛けなくとも氷とシロップなどでも十分に満足できるように工夫がなされているのです。

 

しかし、台湾人の方から見るとこれにフルーツなどを載せていたほうが満足度も高まる傾向を持ち、ここがどうしても日本のかき氷に物足りなさを感じてしまう要素なのでしょう。

 

ちょっとした文化の違いがここに垣間見えますね。

それでも日本人のかき氷精神を理解し始めた台湾人

それでも、日本人が好むスマートなかき氷は日本らしさという理解を以て台湾人の多くの世代に受け入れられつつあります。

 

日本ではかき氷を作る際にフルーツを買って、トッピングにこだわればかなりの出費が生じるのは必至です。

 

これは長く住まれている台湾人の方であればあるほど日本のシンプルなかき氷がいかにリーズナブルで費用対効果が高いかを認識してしまうからでしょう。

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