当たり前に寒くなる台湾の冬。年末年始と言えば、その寒さが最もロマンティックに感じられるシーズンではないでしょうか?

 

旧正月による新年がメインの台湾でも、太陽暦における年越しに関しては同じように賑やかです。

 

台湾全土の各地でカウントダウンイベントが開催され、多くの方が新しい年を迎えることが一般化しています。

 

しかし、これらのイベントを何よりも楽しみにしているのは台湾の有名人や芸人であり、日本同様に稼ぎ時になるからでしょう。

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台湾有名人が年末年始イベントに参加できることは名誉

台湾の有名人にとって、年末年始のカウントダウンイベントに参加できることはとても名誉なことです。

 

ひな壇芸人にとってテレビ番組が収録一回で数万円というギャラレベルが珍しくない中、年末年始の大型イベントとなるとまず一桁違いのギャラがもらえることは言うまでもありません。

 

そのため、新しい年になる前にこのような大きな仕事が入ることは、次の年のメディア活動もスムーズに行く予感を彼らに抱かせることになります。

イベントに呼ばれることで自身の人気度を把握できる

一般的に年末イベントが開催されるのは、比較的大きな都市で行われますので小さな島嶼区を合わせると多くても17から18の会場となります。

 

つまり、台湾の有名人としてはこのどれかの会場のイベントに参加することで縁起が良いと感じることになり、次の年を気持ちよく迎えられるという訳です。

 

そして、このイベントのオファーが来ることで自分のその年にける人気度も把握できることになり、世間に自分がどう映っているかを客観的に分析できるメリットもあるでしょう。

司会者はギャラが大きい分だけかなりのプレッシャー

しかし、これらのイベントで最もプレッシャーを受けるのは、各会場で一度でも司会者としての仕事を受けたことのある有名人です。

 

一般的にカウントダウンイベントで司会を任されるのは大御所芸人が多いのですが、当然ながら毎年同じ会場で司会に呼ばれる訳ではありません

 

次の年は他の会場の司会をしていることもあれば司会そのもののオファーがどこの会場にも来ない場合もあるでしょう。

 

司会業メインの大御所タレントにとって、年末年始の野外イベントギャラの多さも魅力的な一方で司会者としての面目を保つための大きな存在となります。

 

これにより、年末が近づくたびに司会者として参加したいタレントは、次の年のオファーのためにイベント会場では常にプレッシャーから逃れられない現実もある訳です。

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台湾有名人の近年のカウントダウンイベントでの実情

それでも、近年における台湾のカウントダウンイベントの実情を見たとき、台湾有名人を取り巻く現状は以前と比較して大きく様変わりしています。

 

これは台湾におけるメディア活動に支払われる予算が大幅に減ってきている実情もあり、これにより年末年始のイベントに取り組む有名人は大きな転換を迫られているでしょう。

中国大陸でのカウントダウンイベント参加の芸人も多い

以前なら積極的に台湾の年末年始イベントに参加していた台湾のアーティストなどを見ると、中国大陸のイベントに参加するケースも多くなっています。

 

実際問題として、年末年始に台湾で歌うことと中国大陸で歌うことはギャラに大きく差があり、中国政府は台湾アーティストをより高いギャラで中国大陸に取り込むことで台湾政策上有利に運ぼうとする意図も持っているからです。

 

これに乗りたい台湾の一部司会者や芸人も存在しており、台湾における年末での仕事が望めないと高いギャラを何としても確保したいために積極的に営業する傾向も多くなってきているでしょう。

台湾でカウントダウンイベントに参加する意義の大きさ

しかし、大陸での年末年始イベントに活動することが経済的なメリットはあっても、台湾の有名人として誤解を招くと言う考えを持つ者もまだ少なくありません。

 

現に一部の司会者は中国大陸の年末年始イベントに呼ばれるほどの格があるのにも関わらず決して参加をしない者も数多く存在しています。

 

これは彼らがイベントで中国語の普通語に近い台湾国語だけでなく、台湾の方言である台湾語を使って司会を進めることを誇りにしているからです。

 

ただ、先述のように台湾でのイベントに対するギャラは年々少なくなる傾向にあり、台湾大御所を取り巻く経済的環境は年々厳しくなっているでしょう。
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台湾全土で有名人が参加したい年末年始イベント場所

さて、台湾全土のイベントに有名人が参加する場合は、やはり規模が大きくて視聴率や参加によるコスパが大きいイベントに出演したいものです。

 

ここでは台湾有名人にとって、一般的に台湾におけるどの会場のイベントのオファーが強く望まれるかを見ていきましょう。

台北市政府/桃園のカウントダウンイベント

まず年末年始のカウントダウンイベントで最も人気なのは、【台北市政府】前の市民広場で行われるイベントです。

 

このイベントで司会に抜擢されるのがキャリアとしては最もプラスになり、日本の紅白歌合戦などの番組と衛星でリンクしたこともあり、司会者の顔が何かと目立つ大きなメリットもあります。

 

また、台北市から比較的近い【桃園市】の桃園藝文広場で開かれる年末カウントダウンイベントも格式が高く、そのアクセス利便性から台北から有名なアーティスとも集まりやすいので司会者にも人気が高いでしょう。

 

さらに、【台中市】の場合は台北市と同じく複数のカウントダウンイベント毎年同時に行われることもあって、多くの有名人が台中に集まりますので司会者としてもやる気が出るイベントだとされます。

高雄/台南におけるカウントダウンイベント

次に台湾南部の年末カウントダウンイベントですが、台湾第2の都市【高雄市】よりも【台南市】の方が近年は有名な司会者や芸人が来る傾向にあります。

 

【高雄市】の年末年始イベントは基本的に2つのイベントがあるのですが、その1つのうち【時代大道】で開かれるタレント参加の多いイベントでは近年環境維持のためにもう1つのイベントが花火を打ち上げることからカウントダウン後の花火をしておらず、年末イベントとしては珍しい運営方針となっているのです。

 

【台南市】の年末カウントダウンの開催場所の代表的なところとして台南新幹線駅の広場がありますが、普段は閑散としているエリアなのでこの日ばかりは音楽でかなり盛り上がることになるでしょう。

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