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台湾と日本の良好な関係は、先人の絶え間ない努力によって維持されてきました。

 

その中で日本の学校における制服文化については、現在の台湾においてもその影響を色濃く残しています。

 

学校教育における制服文化は数多くの国で当たり前に存在しているものの、日本のそれと極めて似ているところと言えばやはり台湾が最も近いのです。

 

今回は、台湾の実際の学校における制服を参考にして台湾の制服文化を具体的に見ていきましょう。

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台湾も日本の関係によって制服文化が非常に似ている

台湾の学生さん特に女子学生さんが来ている制服は、日本人が初めて見ても決して物珍しいものではありません

 

日本よりも比較的湿気の多い台湾ですので、冬の制服に関しても通気性の良いタイプのものが多いでしょう。

 

台湾の夏服になりますと、日本の夏服よりもさらに動きやすくデザインされていることが一般的となっています。

一部の学校で日本と同じセーラー服を採用している

台湾の学校ではすべてではありませんが、一部の学校に日本のセーラー服と変わらないものが採用されています。

 

日本のセーラー服は落ち着いたカラーリングのものが多いのですが、台湾では意外に目立つ色のデザインが見受けられるのです。

 

このセーラー服は台湾の女子学生にもすこぶる評価が高いとされ、日本的な考えが受け入れられやすいからこそ導入する学校が比較的多くなっていると言えます。

公立学校より私立学校の方がより個性的な制服採用

台湾の制服は公立学校よりも私立学校の方がより個性的な制服を採用する傾向にあり、セーラー服からブレザーまで採用タイプも非常に広いことが大きな特徴です。

 

制服のサイズや丈についても日本ではいろいろと厳しい部分もありますが、台湾の学校では制服に関する規定は事細かに定められてはいても学校の現場では比較的臨機応変に対応していると言えます。

 

また、男女ともにネクタイをつける制服も非常に多く、ブレザーというよりも普通の薄めのシャツにネクタイをつけるだけのタイプもあるでしょう。

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台北市の三大女子高の制服デザインを紹介

さて、ここからは台北市立の三大女子高の制服を紹介していきます。

 

全体的にモノトーンが特徴で、台北市に住む多くの女子学生は名門であるこれら3つの学校の制服を着るのが夢でもあるのです。

 

台北市ではこの3つの学校の制服は象徴的な存在であるので、【どこの場所にどこの学校の学生がいた】などと非常に特定されやすい学校とも言えるでしょう。

台北市立第一女子高級中学の制服デザイン

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まず、台北市立女子高としてはトップの位置に立つ【台北市立第一女子高級中学】、通称【北一女】と呼ばれる公立女子高の名門です。

 

創立は日本統治下の1904年にまでさかのぼり、日本の高等女子学校として開校した経緯があります。

 

特徴のある深いグリーンの色は三大女子高の中でも最も目につきやすく、それゆえに街中での行動について多くの在校生が気を使うようです。

台北市立中山女子高級中学の制服デザイン

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次に紹介するのが【台北市立中山女子高級中学】、通称【中山女中】と呼ばれる台北市立の女子高としてはナンバー2の学校になります。

 

しかし、学校としての歴史は【北一女】よりも古くて、1897年に創立されているのです。

 

ホワイトの制服は三大女子高の中でも最も地味ですが、非常に伝統のあるホワイトなので他の学校の白制服とは別格に扱われることもあるでしょう。

台北市立景美女子高級中学の制服デザイン

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最後は【台北市立景美女子高級中学】、通称【景美女中】を紹介しましょう。

 

三大女子高の中では最も遅く創立され、1962年に学校の歴史が始まっています

 

特徴のあるイエローが色鮮やかですが、学校自体が台北市の最南端の文山区にあるために多くの学生が通勤に苦労するのです。

 

通学中のバスの中では座っている景美女中の生徒が、立っている景美女中の生徒のカバンを膝での上に置かせてあげるなどの思いやりの伝統を持つ学校として知られます。

台湾の制服文化も徐々に自由化が進んできている

実は台湾における高校生における制服文化も徐々に自由化が進みつつあり、2016年8月からそれまで制服で必ず登校しなければならない規定が排除されました。

 

日本植民地時代から続いてきた規定だったので、台湾の学校現場では非常に大きな改革を進めたと言えるでしょう。

 

具体的にどのように変化したのか見ていくことにします。

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制服はもちろん運動服との組み合わせも可能に

基本的には学生に制服体操ジャージ、そして上が制服で下が体操服の組み合わせなどで自由に登校できるように生徒に委ねる形となっています。

 

このうち体操ジャージなどでの通学は多くの生徒に支持を受けたようで、体育の授業にも着替えずにすぐに移動することができると評判でした。

 

それでも、制服を着ていると学校に通っているという精神的な引き締めが可能になると認識する生徒もいて、制服の自由化のついては生徒間でも様々な意見があるようです。

最終的には普段着での登校ができる方向へ!

一部の学校ではすでに普段着での通学を認めているところもあり、具体的な運営を各学校に任せている状況です。

 

ただ、普段着での登校は裕福な生徒とそうでない生徒の差が大きく浮き彫りになる可能性も強く、学生に精神的なストレスを感じさせるリスクも高くなることを危惧する声もあります。

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