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見どころの非常に多い台湾観光。親日家の多い台湾では、今後もより多くの日本人観光客で賑わうはずです

 

基本的に台湾はMRTやバスなどの公共交通を乗り継いで移動するのが楽しいものですが、どんなに交通の発達した都市部であってもまだまだ迅速な移動を完全にこなすには網羅しきれていないところもあります。

 

この場合にはタクシーを利用するのが非常に便利ですが、ここでは台湾におけるタクシー料金事情を具体的に見ていきましょう

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台湾(台北・高雄)のタクシー料金事情

台湾に行けば多くのイエローキャブを見ることができますが、日本と同じように初乗り料金について地域差があることでも知られます。

 

初めて台湾へ観光に行く方は首都台北や南部の大都市である高雄に行くことが多くなりますが、ここではまず台北と高雄の二大都市に関するタクシー料金について検証していきましょう。

台湾のタクシー料金について-台北編-

日本人の観光客であれば一度でも乗車したことがある台北のタクシー。現時点における台北市及び周辺の新北市の初乗り料金は70台湾ドル(日本円で約210円)です。

 

1970年代末の沖縄県那覇市の初乗り料金が230円だったことを考慮すれば、日本人にとってはだいぶお得感のある料金だと言えます。

 

大体1.2Kmを初乗りで走行した後、約200m走行するごとに5台湾ドル(日本円で約15円)が加算される仕組みとなっているでしょう。

 

台湾人の給料水準(50,000台湾ドルもらえれば上出来)から言うと、まだまだ高価なタクシー代となるのです。

台湾のタクシー料金について-高雄編-

さて、お次は台湾第二の都市である高雄のタクシー料金事情ですが、初乗り料金が85元(日本円で約255円)と台北よりも高く設定されています。

 

高雄は台北ほどMRTが多くのエリアで普及しておらず、公共交通においては基本的にバスがメインになるでしょう。

 

そのため、タクシーとの競合という意味ではスピーディな移動手段としてのバスは不利な存在であり、結果的に高い目のタクシー料金設定を許してしまっているのが実情なのです。

 

また、高雄の給与水準は台北周辺と比較すると当然低いので、高雄では観光客向けに役立っているとも言えます。

台湾のその他の都市のタクシー料金

台湾は日本の九州と同じくらいの国土面積を有していますので、二大都市以外にもいくつかの中小都市が存在しています。

 

ここでは、いろんなエリアへ観光のために訪問する日本人の方のために、その他の都市におけるタクシー料金の実情をチェックしてみましょう。

台湾のタクシー料金について-中都市編-

台湾には幾つか名の知れた中都市があり、まずは台北からも比較的近い国際空港のある桃園の初乗り料金は80台湾ドル(日本円で約240円)です。

 

その下にある新竹の初乗りは100台湾ドル(日本円で約300円)、台湾中部の台中・台湾南部の台南の初乗りは85台湾ドル(日本円で約255円)となっています。

 

これは非常に驚きの結果ですね。基本的に中都市にはMRTも通っていないので、交通費が割高になるのは理解できますがそれでも高すぎる印象です。

 

それでも、上述の4都市は台湾西岸になりますので都市化が進んでおり、まだ台湾の中でも交通費も安い傾向にあるエリアでしょう。

台湾のタクシー料金について-小都市編-

最後に台湾でも小規模な都市のタクシー料金事情ですが、台湾中部にある台中から遠くない彰化の初乗り料金は100台湾ドル(日本円で約300円)になります。

 

また、中南部にある嘉義と台湾東部の台東の初乗り料金も100台湾ドル(日本円で約300円)になるでしょう。

 

さらに、台東と同じく台湾東岸にある宜蘭では120台湾ドル(日本円で約360円)と最も高くなっているのです。

 

小規模都市のタクシー料金は台北市からアクセスが不便な都市ほど高くなる傾向にあり、観光客も現地ではタクシーを積極的に使わざるを得ない状況が大きく垣間見えます。

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台湾で大幅に減ったタクシー料金のぼったぐり

かつての台湾におけるタクシーと言えば、料金を観光客からぼったぐる事件がどのエリアでも頻発していました。

 

特に外国人は道が分からないこともあり、さらに言葉の壁を逆手に取って遠回りされるケースも少なくなかったのです。

 

しかし、今の台湾のタクシーではこのようなケースが大幅に減っているのですが、一体どのような改善対策が施されたのでしょう?

観光政策に政府が非常に力を入れている

現在台湾の中華民国政府は観光政策に力を入れていて、簡単に言えば悪徳運転手を通報できる仕組みを作ったのです。

 

このような仕組みは今まで90年代までは上手く機能しておらず、それはタクシーの運転手のほとんどが個人営業だからという事情があります。

 

現在は桃園空港で乗客を待つことができるタクシーさえも登録制になり、選ばれた車両と運転手しか活動できないなど営業規制が非常に厳しくなっているでしょう。

 

このため、料金をごまかすなどの小細工はタクシー営業をする上で大きな障害になってしまったという訳です。

MRTやバスなどとの競争激化が大きな理由

現在、タクシー料金設定を適正にしなければならないと業界が気づいたのは、近年におけるMRTやバスなどの他の公共交通との競争が激化したことにあります。

 

本来タクシー運転手として活動していた方は、売り上げの著しい落ち込みによって廃業しなければならない状況に陥っている方もいるでしょう。

 

そのため、投資して車両をグレードアップし、ライバルに差をつけて生き残りを図る運転手もかなり多く存在しているのです。

 

今後台湾において台北・高雄のMRTの営業エリアが拡大すれば、タクシー料金にもさらに大きな影響を及ぼします。

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